詩の彼方

うたをうたってます

手の平の真ん中


左の手の平が熱くて眺めて見た

手の平が脈打っていた

不思議だった

コレは誰がやっているのだろう?

私ではない

誰でもない

それは起きていた

右の手の平も眺めて見た

脈打っていた

知らなかった

私の身体は

健気に脈打って生きている

振動し身体は生かされている

知らなかった


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