Homaro(人間)
神さまは自分の内側にいる。
そんな事は生まれた時から
知っていて
ただ確証が確信が
持てなかっただけ。
神さまは自分の
内側にいるのではなく
自分自身が神さまで在る事に
気づいたのは
随分と大人になってから
外側に祈っても何も起きない
内なる祈りしか
変容には繋がらない。
表面に小波が起きるだけ
三次元的に
何かを引き寄せても
ただそれだけの事。
人間で在る事と
内なる神との狭間で
神にも人間にもなれず
出した答えは
人の苦しみは
内包する神の存在を
中心にそれが存在するのに
人が神にならない事
なれない事。
人は人であり
神ではないから。
神の意識を持ちながら
神の視座を持ちながら
人の意識を持ちながら
人の視座を持ちながら
生きるのが人。
生きるのが人間。
愛と憎悪と
優しさと汚らしさと
醜さと美しさを
併せ持ちながら
生きるのが人。
生きるのが人間。
人として生きる。
最後まで生きる。
どんなに間違っても
どんなに失敗っても
最後まで
愛の視座で
愛の意識で
生きる事を諦めない。
それが人間。
それが人。
人で在る事を諦めない。
私の仕事は人間で在る事。
美食
不味いもん
食うた事ないのに
美味いもん
わかるかぁ
美味いもん
ばっか食うてたら
それは不味いで
感謝はさ
両極から
やって来る
両極が合ってこその
真ん中やろ
せやないと
真ん中は在られへん。
一番大切な事
一番大切な事を
大切にしようと思ってる。
本当に本当に本当に。
大切にしようと想ってる。
だからする。
するだけをする。
思考よりはやく
動く心の動きを
見落とさない様に
無視しない様に
一瞬の一瞥の
針の穴の径を
通り抜ける
幾度も何度でも
先に其処
其処其処其処
Antaŭnomo(ファーストネーム)
名前を呼ばれる事のない
貴方の名前を私は
たくさん呼ぼうとした
貴方の音を
貴方を表す音を
貴方を現す4文字の音を
たくさん音にして
貴方の耳に
届けようとした
貴方を愛しているよ
貴方をカタチにした音を
どうか覚えていてね
忘れないでね
今でも堪え切れなくて
貴方の名前を
口ずさんでしまう
時があるけれど
貴方に届かなくても
その音は
私の胸に響いて
やさしく私の胸を充す
そして私が貴方の
名を呼ぶ時
きっとその音は
貴方に届いてる
届かなくても
届いてる
隆く充ちる私の胸が
そう言ってる。
真実
嘘の顔した真実
本当の顔した嘘
人は騙されたい
人は騙されていたい
本当の事を
知っている人は少ない
本当の事を
知りたい人も少ない
本当の事を
知ってるつもりで
生きてゆきたい
本当の事を
知ってるふりで
生きてゆきたい
本当の事は美しい
本当の事は醜い
だからこそ
人々は其れ等を避ける
避け続ける
美しさも
醜さも
人の心を引き裂くから
人の身体を引き裂くから
本当の声を
聴かせておくれよと
内なる声を炙り出す為に
身も心も火炙りに
しちゃうから
そんなヒトリエスエム
誰がしたい?
誰がする?
はい、あたしだよ
そうやって
あたしは生きて来た
今生では嘘はつかない
どんなに苦しくても
今度こそ本当に生きるんだ
本当の場所に辿り着くんだ
私は必ず其処へ行く
THE FOOL
ウチナルコ
おそれからは
なにもうまれない
あいからのせんたくを
あいからのせんたくを
どうか
えらぶくせを
どうか
おそれに気づいたのなら
それをうけいれて
こわがらなくていいと
ほおずりしてあげて
失うものはないよと
勇気づけてあげて