詩の彼方

うたをうたってます

Homaro(人間)

神さまは自分の内側にいる。

そんな事は生まれた時から

知っていて

ただ確証が確信が

持てなかっただけ。

神さまは自分の

内側にいるのではなく

自分自身が神さまで在る事に

気づいたのは

随分と大人になってから

外側に祈っても何も起きない

内なる祈りしか

変容には繋がらない。

表面に小波が起きるだけ

三次元的に

何かを引き寄せても

ただそれだけの事。

人間で在る事と

内なる神との狭間で

神にも人間にもなれず

出した答えは

人の苦しみは

内包する神の存在を

中心にそれが存在するのに

人が神にならない事

なれない事。

人は人であり

神ではないから。

神の意識を持ちながら

神の視座を持ちながら

人の意識を持ちながら

人の視座を持ちながら

生きるのが人。

生きるのが人間。

愛と憎悪と

優しさと汚らしさと

醜さと美しさを

併せ持ちながら

生きるのが人。

生きるのが人間。

人として生きる。

最後まで生きる。

どんなに間違っても

どんなに失敗っても

最後まで

愛の視座で

愛の意識で

生きる事を諦めない。

それが人間。

それが人。

人で在る事を諦めない。

私の仕事は人間で在る事。f:id:ayo_sasa:20230223042501j:image

 

一番大切な事

一番大切な事を

大切にしようと思ってる。

本当に本当に本当に。

大切にしようと想ってる。

だからする。

するだけをする。

思考よりはやく

動く心の動きを

見落とさない様に

無視しない様に

一瞬の一瞥の

針の穴の径を

通り抜ける

幾度も何度でも

先に其処

其処其処其処

f:id:ayo_sasa:20230222103140j:image

Antaŭnomo(ファーストネーム)

名前を呼ばれる事のない

貴方の名前を私は

たくさん呼ぼうとした

貴方の音を

貴方を表す音を

貴方を現す4文字の音を

たくさん音にして

貴方の耳に

届けようとした

貴方を愛しているよ

貴方をカタチにした音を

どうか覚えていてね

忘れないでね

今でも堪え切れなくて

貴方の名前を

口ずさんでしまう

時があるけれど

貴方に届かなくても

その音は

私の胸に響いて

やさしく私の胸を充す

そして私が貴方の

名を呼ぶ時

きっとその音は

貴方に届いてる

届かなくても

届いてる

隆く充ちる私の胸が

そう言ってる。

f:id:ayo_sasa:20230222073116j:image

 

真実

嘘の顔した真実

本当の顔した嘘

人は騙されたい

人は騙されていたい

本当の事を

知っている人は少ない

本当の事を

知りたい人も少ない

本当の事を

知ってるつもりで

生きてゆきたい

本当の事を

知ってるふりで

生きてゆきたい

本当の事は美しい

本当の事は醜い

だからこそ

人々は其れ等を避ける

避け続ける

美しさも

醜さも

人の心を引き裂くから

人の身体を引き裂くから

本当の声を

聴かせておくれよと

内なる声を炙り出す為に

身も心も火炙りに

しちゃうから

そんなヒトリエスエム

誰がしたい?

誰がする?

はい、あたしだよ

そうやって

あたしは生きて来た

今生では嘘はつかない

どんなに苦しくても

今度こそ本当に生きるんだ

本当の場所に辿り着くんだ

私は必ず其処へ行く

f:id:ayo_sasa:20230221082911j:image

THE FOOL

私はこういう人間なんだ。
私は感じ過ぎる。
鈍感で愚鈍な人間なんだ。
それでもいい。
それでもいい。
それでもいい。
それが私ならばそれでいい。
私は愛する。
愚かな私を。
私は愛する。
鈍感な私を。
私は愛する。
愚鈍な私を。
私は愛する。
感じ過ぎる私を。
これは弱さじゃ無い。
錬金すれば靭さになる。
この種を私は育てる。
愛を注いで。
私の掌にはその力の種がある。f:id:ayo_sasa:20170306195201j:plain

ウチナルコ

おそれからは

なにもうまれない

あいからのせんたくを

あいからのせんたくを

どうか

えらぶくせを

どうか

おそれに気づいたのなら

それをうけいれて

こわがらなくていいと

ほおずりしてあげて

失うものはないよと

勇気づけてあげて