詩の彼方

うたをうたってます

ゴメン

繰り返される連鎖の中で

繰り返される連鎖に気づいた時に

途方に暮れた

自分がその鎖を断ち切る役なんだと

恐怖に震えた

その過程の中であの子を産んだ

あの子を巻き込んだ

あの子に巻き付けた鎖をあの子と解きながら

今を生きている

あの子はその鎖を絶ち切る

ごめん

あたしで止めれんかった

ごめん

助けてくれて

ありがとう

ごめん

独りで

できる仕事やなかった

ごめん